まだタグはありません。
top of page
最新記事
CP別
雨かまきり(今川×光秀)
視界が霞むほどの雨が降る。泥が跳ね上がり、空気との境目さえ分からなくなる。 赤だけがはっきりと、そんな景色の中で踊っていた。 夥しい血の、赤だ。 「ククク……また外れでしたか」 突き刺さった鎌は、引き抜いたそばから大雨で洗われていく。...
初体験(信光:グロ注意)
ずぷり。 体内に異物が侵入する。 肉の裂け目を割って入ったそれは残酷なほどに硬く、柔らかなはらわたが歪に捻れていく。 「ぁ……ああ…信長公……」 光秀の呼び掛けに信長は嘲笑で応えた。 しなだれかかろうとする身体を蹴り飛ばすと、結合の解かれた空洞から血を吹き出しながら、光秀が...
官兵衛×光秀(現パロ、年齢操作注意)
急に現れた小さな恋人は、可愛らしい頬を膨らませている。その頬を親指と人差し指で挟んで押せば、尖らせられた唇から勢いよく息が漏れた。 拗ねた恋人がよく見せる仕草。それをこうして弄るのが、官兵衛のお気に入りで。 「どうした、そんな拗ねた顔をして。」 「桃も聞きます!」 ...
元就×光秀(死にネタ注意)
ぽてりと道に白い蛇が落ちていた。 死んでいるのだろうかと近づいてみたら、その蛇は小さくうめいて目を開けた。腹を派手に裂かれて横たわっている。 よくこの傷で死なぬものだと感心したが、それだけだ。すぐに興味は失せた。この蛇ももうすぐ死ぬだろう。 ...
勝家×光秀
漆黒の闇にうっすらと浮かび上がるその姿はまるで幽鬼のようだな……と思う。ゆるりとさ迷う様に夜が更けた闇に立つ姿は余りに彼の人に似合いで、勝家は窓から見えたその様を眺めていた。 彼がこんな夜更けに何処に向かい、何処から戻ってくるのか……解らぬほど鈍感でもない。 ...
松永×光秀(現パロ)
不機嫌そうな相手の顔が目の前にある。憮然としていて愛想もくそも無い表情で睨み付けてくる。 「何故貴方がここに?」 そんな相手をにやにやと楽しそうに眺めている。 「私はただの客だよ。もてなしたまえ。」 昼下がり、人のいない小さなカフェ。そこのマスターが目の前の逆に不機...
信之×光秀
「ご褒美ですよ。」 そういって二人で出掛ける予定を貰った信之は、部屋の中をうろうろと歩き回っていた。これは俗に言うデートと言うものでは無いのか。 そう思えば更に落ち着かず、巨体を右往左往に移動させる。 何処に行こうかと思いを馳せてはうんうんと唸っていた。だか、これと言...
きんぴか極楽(本願寺×光秀)
「筋肉で止めます!」 扉を開けると、屈強な男達が一斉に飛びかかってきた。ここに至るまで筋肉自慢の僧侶を散々切り刻んできた光秀であったが、まだ本堂にかなりの人数が立て篭っていたようである。 「おやおや……」 見切るまでもない緩慢な動きは、避けることなど雑作もない。...
底は深淵の病み(家康×光秀)
この手に掴めずに、堕ちていく姿を見る。虚空に手を伸ばし、ゆっくりと闇に飲み込まれるように堕ちていくその眼差しは自分など見ていなくて。 自分の理想を貫くとするならば、手を差し延べてはいけないモノだ。自分の理想からは程遠く、真逆の生を生きているのだ。 けれど本当は。...
常識からすこし外れた僕のお姫様(半兵衛×光秀)
「最近ちゃんと食べているのですか?」 病弱で普段から顔色のよろしくない同居人の顔色が更に悪くなっている事に気づいた光秀はそんな風に声をかける。 最近はお互い忙しく、食事の時間も合わずその辺りがどうなっているのか気になったのだった。 「ああ、まぁ……」...
bottom of page