底は深淵の病み(家康×光秀)この手に掴めずに、堕ちていく姿を見る。虚空に手を伸ばし、ゆっくりと闇に飲み込まれるように堕ちていくその眼差しは自分など見ていなくて。 自分の理想を貫くとするならば、手を差し延べてはいけないモノだ。自分の理想からは程遠く、真逆の生を生きているのだ。 けれど本当は。...